陸前高田市矢作町 生出地区について

【陸前高田市矢作町「生出」の郷】 矢作邑之北有 生出之里 山繞峯囲   生出地区は、陸前高田市の中心街から北西に約17キロ離れています。国道343号、矢作町二又から山間の道を約5キロほど進むと四方山に囲まれた静かな山村、「生出」の集落に入ります。戸数120戸・人口450人ほどで、隠れ里と呼ぶことがぴったりする小さな地区です。 生出地区コミュニティ推進協議会では、地域資源の木炭を活用し地域づくりと生出を多くの人に知ってもらおうと、「生出木炭まつり」を開催。昭和62年から毎年10月の最 終日曜日には、遠方からの来訪者で賑わいます。このような地域活動により、平成8年 にIWATEふるさとづくり賞 (「愛ランドいわて」県民運動協議会) 、ふるさとづくり振興奨励賞 ((財)あしたの日本を創る協会) 、平成9年には県活力ある我がむらづくコ ンクールで優秀集落に選ばれました。 私達の集落は、平泉の黄金文化を支えた玉山金山を中心とする金採掘の一翼を担い、 1600年代には炯屋 (鉄沙を「たたら」にかけて鉄をつくる所) を業とするために、膨大な量の木炭生産が行われました。明治時代には養蚕も盛んになり、25年には地元資本で 「有限責任生出製糸生産販売組合」を設立。アメリカと直接取引を行った歴史もあります。

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